事業への思い

MESSAGE
すべての女性が安心して
検診を受けられる未来へ

乳がんは早期発見・早期治療が何よりも大切な病気です。
しかし、日本では乳がん検診の受診率が低く、結果として乳がんによる死亡者数が年々増加しています。

乳がんによる死亡推移

乳がん検査機器の開発を始めたきっかけは、「なぜ日本の乳がん検診の受診率は低いのか?」という疑問からでした。
調査を進める中で、多くの方が乳がん検診に対して「痛い」「恥ずかしい」「時間がかかる」といった不安や抵抗を抱えていることがわかりました。

特に印象的だったのは、「マンモグラフィーが痛くて受けたくない」、「男性の医師に診てもらうのが恥ずかしい」といった女性の声です。
こうした理由から検診を避け、気づいたときには進行していたというケースも少なくありません。

本来、検診は安心を得るためのものであるはずなのに、逆にストレスや不安を生んでしまっている。
「痛みも、恥ずかしさも、煩わしさもなく、誰もが気軽に乳がん検診を受けられる仕組みを作れないか?」
この想いから、簡単・無痛・セルフ方式の乳がんリモート検診セルフチェックサービスの企画開発が始まりました。

乳がん検診のハードルを下げ、一人でも多くの命を守るために――
そんな未来を目指しています。

乳がん検査をより身近で簡単なものとするため、日々開発を行っています。
超音波診断装置は、従来の持ち運び不可なサイズから持ち運び・セルフチェック可能なサイズへと、改良を重ねています。

従来の超音波機器

2’nd試作機

3’rd試作機

未来への展望

現在開発中のmammore®は、静岡県内のクリニックで受診の準備中です。
今後は自宅でのセルフチェックも可能となるよう開発を進めています。

また、ふじのくに乳がん交流サロンと共同で、乳がん検診の受診率の増加を図っていきます。